命賭けのカクレンボ

「…そら、本当に何も覚えていないんだね……」


「どういうこと?」


「4人とも…ずっと行方不明なんだよ…?」


…………!!?


行方不明!?


どうしてっ………


「…ごめんなさい、この話はしないほうがよかった………」


「どうして!!?どうして4人が行方不明なの!!!?」


「私にもわからない…。ただ、そらと私は同じ時に発見されて……それで…」


そこまでいうと喜羅は黙ってしまった。


きっと自分を攻めているんだろう。