命賭けのカクレンボ

“ナニカ”は、一通り見たあと出ていった。


トントン…


足音は遠ざかっていった。


「か、薫… 今のって……」


私達はベッドの下からはい出した。


「朝陽ではなさそうだよ…」


PM: 22:25


LINEでの鬼交代メールは来ない。


「どうする?ここから移動しよっかぁ?」


「…あぁ」