命賭けのカクレンボ

ガラッ



夜の保健室ってのは思った以上に不気味。


そんな、状況に益々興奮?している喜羅。


本当に心霊マニアだな…;;;



しかも、筋金入りの。


「ねぇねぇ、薫!!」


「ん、なに?」


「薫は好きな人いるのっ!?」


いきなり振られたから正直戸惑った。


でも、喜羅になら言ってもいいか。


「…いるよ」


「えぇー!!誰?誰!?」


予想以上にキラキラと目を輝かせてこちらに向けてくる。


「………そら」