命賭けのカクレンボ

~薫side~


そらも、海も葉も誰居ないよ…。


PM: 22:10


まだまだ時間はたっぷりある。


んー………。


僕が保健室に入ろうとした時…。


「薫っ!!」


そらの声ではなかった。


「…喜羅」


声をかけてくれるのがそらだったらなぁ~


なんて、思う僕はもう重症だろうね。


「1人ですっごい心細かったんだけど、一緒に居てくれない?」


「んー、いいよ」


まぁ、断る理由はないしねぇ~。


僕と喜羅は2人で保健室に入ることにした。