少し急いで学校へと向かった。


あれから少し仮眠を取った。


家を出る時間もギリギリになってしまい私と喜羅意外の参加者を確認する暇がなかった。


誰が来るんだろう…。



PM: 9:00



「そら、おっそ~い!!」


「ごめんごめんっ!」


喜羅はずいぶん前に来たんだろう。


時間ぴったりなのに私にそんなことを言うんだから。


「あれ?神谷君?…それに朝陽に薫、葉に海っ!」


「おー、そらぁ」


「LINE確認してなかったんだ??」


みんな仲のいいクラスメート。


神谷君は6月に転校してきた。


でも、凄く人付き合いが上手くてみんなとあっという間に打ち解けた。


朝陽は生徒会長。


先輩後輩、全ての学年から人気がある



薫、葉、海は3つ子。


男3人。


「ごめん、ちょっと寝てた」


「気合いが足りませんなぁ~www」


なんて、3つ子が揃っていう。


「うっさい。ルール見てきたの?」


「もちろーん」


「あぁ。面白そうだね」


「そらこそみたの?」


「薫こそっ!!」


「さぁ、一階女子トイレの窓から侵入しまーす」


喜羅の言葉で私達は学校の敷地内に進入した。


移動途中、私はなんとなく喜羅に聞いた。


「ねぇ、女子率低くない!?」


「ふふっ…どうでしょう!」


ウザイ3つ子と転校生、生徒会長。


まぁ、いいか。


3時間もしたら終わるんだし。


私達は窓から進入した。