話があるから一緒に帰ろうって、矢島くんが言った。 私は「うん」と返事をする。 私も、ちゃんと言わなければいけない。 このままじゃダメだ。 何度目だろう。 こうして矢島くんと歩くのは。 いつもの公園。 菜の花がきれい。 矢島くんが立ち止まって、私の方を向いて話し出す。 「上原さん、俺ね…。」 矢島くんの様子が、なんかおかしい。 声が震えている。 「上原さん、もう、一緒にいられない。」 えっ…? 私は驚き、矢島くんの顔を見つめた。 「上原さんと、一緒にいられないんだ。」