不審に思いながらも、記者魂からなのか、好奇心からなのか、わからなかったが私は恐る恐るカーソルを合わせてクリックした。



パッと映し出されたブログにはレンタル彼氏について書かれていた。



上から順に私は目を通していった。




『レンタル彼氏ってのをこないだ利用してみた。
かっこいいし、優しいし、すっごい理想的!
かなり満足した!

少し高かったけど、また利用しようかな?

レンタル彼氏についてここでは詳しく言えないけど!』




…………彼氏をレンタルする?
かっこいいし、優しい?



私のまだ未熟な頭では到底理解出来ない文章だった。


な、んだ、これ。
面白そう。



自然と私はレンタル彼氏とキーボードで打ち込んでいた。