「ねえ、いくつ?」
いかにも興味津々な感じで伊織が訊く。
「えっと、16です」
「16!?まじ!さっきの言葉取り消しね、犯罪だわ、俺」
慌てて取り繕う彼は、さっきまでの冷たい伊織とは全く違っていて、少し戸惑った。
「あんた、何でこれ知ったの?」
これとは。
きっと間違いなくレンタル彼氏のこと。
「HP見たから…」
「まじで?普通検索しないよ、レンタル彼氏だなんて」
「ああ、最初は違ってたんですよ。他の調べてたら見つけて」
まだ納得してない風な伊織は、首を少し傾げながらまた私に話し掛ける。
「でも、うちのHP簡単に見つからないと思うんだけど」
「見つかりませんでしたよ」
きっぱりそう言う。
だって、あのブログを見付けなかったらきっと私は今もパソコンに噛り着いてたかもしれない。
いかにも興味津々な感じで伊織が訊く。
「えっと、16です」
「16!?まじ!さっきの言葉取り消しね、犯罪だわ、俺」
慌てて取り繕う彼は、さっきまでの冷たい伊織とは全く違っていて、少し戸惑った。
「あんた、何でこれ知ったの?」
これとは。
きっと間違いなくレンタル彼氏のこと。
「HP見たから…」
「まじで?普通検索しないよ、レンタル彼氏だなんて」
「ああ、最初は違ってたんですよ。他の調べてたら見つけて」
まだ納得してない風な伊織は、首を少し傾げながらまた私に話し掛ける。
「でも、うちのHP簡単に見つからないと思うんだけど」
「見つかりませんでしたよ」
きっぱりそう言う。
だって、あのブログを見付けなかったらきっと私は今もパソコンに噛り着いてたかもしれない。



