電池の切れた携帯を充電して、俺は電源をつけた。


メールがたくさんきていた。
相手は泉。


【伊織、今何してる?
私こるからご飯】


あ、これからがこるからになってる。

可愛いな、泉。


【おやすみなさいっ!
伊織も早く寝るんだよ!】


…母親かよ、泉は。
一つ一つに突っ込みを入れながら読みすすめる。


【おはよー!学校行ってきまあっす!】


元気だな、泉は。


【ただいまー。伊織、何してるー?まだ、お客さんと一緒?】


…あ。


心配、してる?