新撰組と闇夜の少女 -幕末恋物語-






可笑しな話よね。
過去も未来も顔さえ良ければいいって感じがする。

食器を広間から勝手場と何往復かして、やっと食器を洗おうとしたら、一人の女中が言ってきた。


女中「何、幹部の皆さんに気に入って貰えたからって良い気になって。
まだ、来たばかりなのにさ。」

女中の一人が私が広間から持って来た食器を何個か床に落とした。



勿論、ガラス製なわけで割れる。
その音を聞きつけた幹部の数人が来た。