新撰組と闇夜の少女 -幕末恋物語-






ほら、言ったって意味ないじゃん。
誰も私の言葉など信じないのだから。

そう、誰1人この過去も未来の人間も。



誰も私の味方なんていないんだ。



だから、私が生きていようが死んでいようが誰も悲しまない。

私を嫌いに思っている奴は私が死んだら嬉しがるだろうけど。



私には、もう生きる意味なんてとっくの昔に無くした。それに、私の居場所なんて過去にも現在もこの先の未来にもないのだから。