そして俺は宣言通りに縄で縛ると、近くにいた平隊士に長州藩士を明け渡した。


そして俺は、なんの躊躇いもなく一番奥の部屋に足を踏み入れた。





すると、そこには気絶している長州藩士が1人転がっていた。


新(ったく、仲間内で揉め事かよ。)





そう思った俺は、気絶している長州藩士に近付いていった。


するとその藩士の横にもう1人、血を流して倒れてる奴が居たんだ。





新「一一一っ!!?平助っ!!!!」





そう、そこには額から血を流して倒れていたんだ。


俺は直ぐに平助に駆け寄った。


反応がなかったが、気絶しているだけだと分かった。