「なんもなくないだろ? 俺と十兄はともかく…愛莉にまで心配かけるなよ」 グッと俺の腕を強く掴んだ 愛莉… その名前を聴いてまたモヤモヤする なんなんだよ…もう… 「朝兄…手離して」 そう言うと、朝兄は手を離した 「夕陽、明日はちゃんと帰って来いよ」 俺は何も言わず朝兄の横を通りすぎて、 階段を上って自分の部屋に行った 自分がわけわかんね… なんだよ、この感情は… そして、いつの間にか眠ってたいた