だって好きとか言えないし。



『なに今更ビビってんの?あたし、中1の時から言い続けてきたことなのに、アンタまだしてないの?』



……うっ……


表情ひとつ変えず相変わらずクールな顔であたしを見てくる紅音。


あたしは紅音に何も言い返せなかった



あたしが碧斗のことを好きと自覚したのは中1の時で、その時に初めて相談した相手が紅音だった。



その時の紅音の第一声が『告白したら?』の一言だった。



いきなりそう言われたあたしは、戸惑うばかりで頭の中がパンク状態になって…



結局紅音には、「もっと碧斗のこと好きになったら告白する」と宣言した。