それからの私は、脱け殻状態のまま、仕事になんとか行って、家に帰ってきては、泣く生活をした




木葉も心配して来てくれたし、亘もメールをくれるようになった



一人じゃないよって、言ってくれてると思うけど、孤独感は増す一方だった





もうすぐ、はるが旅立つ




佑樹に見送りに行こうと誘われたけど、私が行って喜ぶ訳がない




はるは、もう私には会いたくないだろうから…、これ以上はるを苦しめる訳にはいかない



それに、はるに会うと、遠くに行っちゃうんだと再実感して、余計辛くなるから…




私の寂しさが、日に日に増す一方で、はるが旅立つ日がやってきた




あれから、はるから連絡はない


当たり前だけど、本当に終わったんだ


そう思うと、胸がズキンズキンする




私は、その日も家に籠って、いつもの休日を過ごしていた