そう
佑樹と木葉は、あの日会っていた



さっちゃんに振られて、木葉が来てくれて、はるの事を知らせに佑樹が来た日、やっぱり二人は出くわせてしまってたんだ




そして、その時に軽く話して、そして、現在の近況を話し合い、佑樹は木葉のお店に顔を出し、今回木葉が佑樹のお店に顔を出したらしい





『…なんか、私のせいで、よかったのかどうか、ごめんね』




『なおのおかげだよ。佑樹が元気にしてることわかったし、出会えてよかった』




『本当に?』




『別れて四年近くたって、あの頃とは違う、成長した状態で会えたから、よかった』




そういって、微笑む木葉を見て、私まで温かい気持ちになった



佑樹と木葉の再会は偶然だ

どちらかが仕組んだ事でもなく、本当に偶然が重なった