【完】キミへの想い。

「それは………ひ、秘密だけど…」




ひ、ひ、秘密っ!?



何か良いことじゃなさそうじゃん・・・・・




でも、それで許してくれるなら…



「わ、わかった。パーティー終わったらだよねっ?」




そう聞くと、風間くんは少し笑顔で、


「お、おう」



と言った。…き、気になる・・・・・・



何で笑顔・・・・・・?余計にうずうずする。




『それでは、まず1~20のペアの人来てくださ~い』




先生からの放送が入り、パーティーが始まった。



あっ…風間くんに聞きたかったのにな…



まあ、いっか・・・・・




私達の出番は、この次の次。




ペア番号が67らしくて、3回目に行くらしいの。




それまでは、ペアで固まっていろ、との指示が入った。



ええっ・・・・・・そんなぁ・・・





風間くんは、どこから出したのか分からない本を読んでいて、真剣だ。



やることないなぁ・・・・・・




携帯は今使用禁止だし、本も持ってないし、やることが、なさすぎる・・・・・




あっ!!そうだ。




朝、下駄箱に、何か手紙が入ってたんだった。




誰からかな~…




パラ…………




………はぁ。



私はその手紙の内容を見てため息をついてしまった。




その内容は、どこからどう見ても、



"コクハク" だった。



名前も顔も知らない人に、"付き合ってください" だなんて、私には分からないなぁ…だって、顔知らないんだから、普通直接でしょ…と思う。



確かに恥ずかしいっていう気持ちは分かるけど、返事出せないんだよ……



組も書いてないし、後輩なのか先輩なのか同学なのかも分からないし、本当に困る……




もちろん告白は嬉しいけど、ちょっと困ることもあるんだよな・・・・・