【完】キミへの想い。

ガラ…




「あ…」



ちょうどドアの近くにいた風間くん。




「………////に、に、ににに荷物…」




…恥ずかしい。



「……………」




む、無言っ!?



風間くんは、何も言わずに荷物を指指した。




「へ、部屋間違って…」



「…………部屋合って、る、から。」



それを聞いたとき、私は目を見開いてしまった。



同室ということにも、驚いたけど、




なによりも、返事してくれたことに驚いた。




私のこと、すごく嫌ってると思っていたから。




「そ、そ、そうなの?……」



「この学校男女一緒らしい、か、ら」




風間くんは一回も目を合わせずに、そう言った。



って、…だ、男女一緒ぉお!?




…そんな学校あるの!?




「風間、く、んと…おお、お同じ部屋なんですか?」



ビックリしすぎて敬語になっちゃった。





風間くんは、何も言わずに、コクッと頷いてくれた。




すごい。話せてる。




いや、私が一方的に話しかけてるようなもんか…。




それから会話は途切れ、今日はとりあえず家に帰ることにした。