「私、そんな顔に出てるかな……」 『出てると思うよ?な、薫』 「薫?」 いきなりなんで薫?って思ったら荷物を置きに来た薫を優太が引っ張ってたらしい スッゴく嫌な顔した薫を 「優太、オレに構うな…」 引っ張られてたのが痛かったのか、薫はあまり大きくない声で答えた 『え、なんか悪い…』 「オレ、千尋のとこ行く」 そう言うと薫は千尋のとこに向かった。