「何、それ。どういうこ・・・・・・!?」 途中で言葉が途切れたかと思うと、温かな温もりが唇に落ちる。 驚きに目を閉じると、シャラ、と首元で音がした。 「ん、やるよ」 そう、恥ずかしそうにはにかむ。 雪の結晶の形をした、キラキラと光るネックレス。 それを握り締めながら、心の中で小さく、ありがと、と呟いた。 そんなに握ったら壊れるぞ、と萩はまた憎まれ口を叩いて笑った。