彼は私を狂愛した。



「んじゃ、仕事行ってくる。

魅音(みおん)いい子にしてろよ?

あとでいっぱい可愛がってあげるから」



「いってらっしゃい、慧兒(けいじ)」



パタン。



ゆっくりとドアが閉まる。




私に自由なんてない。




私は慧兒のペット。




だから私に付けられた首輪はしっかりと鎖で繋がれている。




私はもうどこにも逃げられない。