7月5日。 猫が亡くなった。 朝起きて、様子を見に行くと猫が冷たくなっていた。 もっと早く病院に連れて行けばよかったのだ。 それなのに、透さんとの待ち合わせに浮かれていた昨日の私が憎くて仕方がない。 どんなに後悔しても、あの子猫は戻っては来ない。 私のせいだ。 その日の午後、私は透さんと共にその猫をあの公園に埋めた。 ちょうどこの子猫と出会った辺りの土を掘り、埋めた。 涙が出た。 小さな命が失われた悲しみと、罪悪感で私は泣き続けた。 透さんは私をなぐさめてくれた。