「あ、甘さも控えめにしましたから。」 「気が利くな?」 「会長が食べられなかったら、意味ないですから。」 本当、気が利く。 「茜ちゃん、ありがとう!」 「いえいえ、みなさんどうぞ?愁君も杏奈ちゃんも結愛ちゃんも。」 お皿とフォークを配り、ナイフでケーキを切り分ける茜。 それぞれにケーキが渡ったところで。 「じゃあ、会長秘書の結愛ちゃん、なんか言葉お願い!」 「えっ?茜先輩、私、聞いてませんよっ!?」