流石にこのカッコでは会いたくないよっ? きっと、会長は喜ぶ! とか言いながら、ニヤニヤしている杏奈。 傍からみたら、きっと気持ち悪いよ。 そして、あっという間についてしまった、璃斗たちのクラス。 予想通り、いや、予想以上の女子生徒と一般客の女の人の行列が出来ていた。 「すごいね、先輩たち…………」 「う、うん…………」 驚いたのは杏奈も同じ。 凄すぎて、言葉が出ない。