その間に、私の横を数人が通り過ぎる。 せっかく、みんなが繋いでくれて、1位になれたのに…… 「結愛っ!来い!」 「璃斗っ…………」 痛む足をあげて、璃斗の元へ走り出す。 「ばか、泣くんじゃねーよ。」 璃斗の元にたどり着くと、一瞬だけ頭を撫でてくれた。 「大丈夫だ、見てろ」 私からバトンを受け取った璃斗は、圧倒的な速さで走っていく。 私のせいで1位との差が半分くらい開いてしまった。