「なんだ……この仕事量」 文句を言いながらも手を進める田中先輩。 今までみんな会長のことは会長と呼んでいたけれど、 田中先輩はそのままが良いらしくて、みんな今までどおりに呼んでいる。 「雅人、大丈夫?」 心配そうに見つめる杏奈。 「大丈夫じゃねーよ……璃斗先輩はどうやってこんな仕事こなしてたんだ?」 真面目だった田中先輩には裏の顔があって、今はもう素だけど、仕事には人1倍熱心なのは変わらない。 そんな田中先輩が苦戦してるんだから、仕事の量は半端ない。