みんなが帰って、生徒会室には私と璃斗の2人きり。


っていうのは、危ないってことで…………


「ゆーあちゃん?」


「な、何っ?」


攻め寄られているわけであります。


もう、後ろには下がれなくて、ぴったりと背中は壁にくっついている。


「俺にお疲れ様のご褒美ちょーだい?」


え、ご褒美?


まぁ…………


璃斗もね、1年間生徒会長という仕事をやり通したわけだし…………


たまには良いかな?