俺達が守ってやる

「おはよう」

下に降りてお母さんとお父さんに挨拶をする


二人とも優しくていい親だ。

「おはよ麗華」

「麗ちゃんおはよ」

いつもと変わらない笑顔で挨拶をしてくれる


朝食をすませて髪をとかす


染めてないしパーマもかけてない

一切てをくわえてないこの髪の毛


茶色で緩いカーブがかかっている


支度が全部終わって後私がすること


首がひんやりとする

ネックレス。

お兄ちゃんからもらったネックレス


滅多に会えないお兄ちゃんからもらった大切なものだから肌身離さずもっているんだ。



お兄ちゃんが言ってた。


これをもっていれば麗華を助けてくれる人がきっと現れるよって.....


助けてくれるひとなんて現れないことぐらいわかってる


助けてほしいなんて思わないから


会いたいな。


本当だったらお兄ちゃんがこの家を継ぐんだけど......


私が継ぐからにはしっかりしないとね!