俺達が守ってやる

「んっ、、」

「麗華!?大丈夫??」

、、ここどこ?

あ、保健室....かな?

「朱莉?なんでここに?」


私どうしたんだっけ?

確か階段から落ちたような....


「私もよくわかんないんだけど先生が麗華が階段から落ちたって聞いて慌ててきたの!」


そうだったんだ。

朱莉。ありがとね。


「さっきまで海斗さんや滉さん真琴さん玲優さん拓羽さんも居たんだけど用事あるからって行っちゃった」


みんな来てくれてたんだ....

「心配かけちゃってごめんね?」

「いいよ!私何にもしてないし」

「それより、あんた私になんか隠してるでしょ?」


ギクっ、さすが朱莉。鋭い....

どうしよう。言おうかな?言わない方がいいかな?


「......やっぱりあるんだね。ねぇ麗華。私って麗華の何?」


「え、、?」

「私は麗華のこと親友だって思ってる。それって私だけ?」


そんな、、ちがうよ!

私だって思ってる
朱莉は私の一番の友達だもん


「ちがうよ、私だって朱莉のこと親友だって思ってるよ!」

「じゃあなんでもっと頼ってくれないの?助けてって言ってくれないの?なんで私には何にも話してくれないの?」



朱莉....

ごめんね朱莉。

私が朱莉のためって思ってやってきたことは全部間違いだったんだね。

傷つけちゃったんだね

何でこんなことに気づかなかったんだろう?

いつも私のこと見てて考えてくれてたのは朱莉じゃん

朱莉は私になんでも相談してくれた

私を頼ってくれたのに

私は....


話そう。私の過去を

朱莉だったら大丈夫。

だって朱莉は親友だから。