俺達が守ってやる

「麗華。もっとわがまま言っていいんだぞ?母さんも父さんもお前が殺したんじゃないんだ!一人でためのむな!」



嬉しかった。

今私が一番欲しい言葉をくれたから。


でもお父さんとお母さんを殺したのは事実なんだ。




「大丈夫だよ。無理なんかしてない」


その言葉をきいたお兄ちゃんは悲しそうな顔をしていた。



それからお兄ちゃんと私は施設へひきとられた。



そして私の第二のじんせいがはじまる