俺達が守ってやる

そんなある日だった。

また私をどん底に突き落とす出来事が起こったのは


「麗華。」


突然からのお兄ちゃんの報告だった


「母さんが.....死んだ」



...........は?

お母さんが死んだ?


「なに言ってんの?昨日まであんな元気だったじゃん!」


真っ白になる

「過労死だって。」


過労死。

お父さんがいなくなって働きだしたお母さん。


もともと裕福な家庭じゃなかったから
お母さん一人で子供二人をやしなかってくのは無理があった


でもお母さんは文句一つ言わずずっと笑顔で四六時中働き続けていた。


こんなことになったのも私のせい。


お父さんもお母さんも殺したのは私


「麗華。俺たち施設に行かなくちゃいけないかもしれない」



施設.....

無縁の場所だと思ってた。


でも行きなくないなんて言えない。

私のせいだから、


流れ出しそうになる涙を必死にこらえてお兄ちゃん言った


「いい、よ、、」


仕方ないんだ。私が悪いから。