俺達が守ってやる

つれてこられたのは倉庫....だったと思う

その時の私は精神状態がひどかった

呼吸は乱れ汗はびっしょり

恐怖心が心を支配して足は動かない


「お前にはしばらく人質になってもらうからな。大人しくしてろ」


人質がどういう意味かはわからなかった

でもこいつは私を利用してるんだということはわかった


呼吸もままにならなかったけど逃げなきゃと思った。


でも実際、頭で考えても行動にはうつせなかった

逃げようとしたら殺されるという恐怖心があったから。


ここにいてもいつかは殺されるかもしれない。


何も考えられないくらいに狂っていた