「1年A組斯波心奈(しば・ここな)チャン。運動神経抜群の上、ちょー美人!!もう何人かにコクられたんだって」
よっちゃんは自慢げに言った。
『何でそんなに詳しいんだよ』
入学して間もないのに。
「情報屋を舐めないで頂きたい!」
ニッと歯を見せ、Vサインを俺に向けた。
まるでキラーンと効果音が鳴りそうな決めポーズだった。
「えーゆうちゃん、もしや恋?」
『ちげーよ!俺はバスケ以外興味ないし……「おーい、そこサボんなー!」
遠くから先輩が叫んだ。
『すいません!!ほら、早く続けようぜ?』
「へいへい」

