乙女ときどき予知者 Ⅱ




優しく微笑んで彼女はその場を去っていった。



俺は彼女に見惚れて、しばらくその場に突っ立っていた。



「ゆうちゃん、心奈チャン知ってるの?」



なかなか戻ってこない俺に、友達が駆け寄って来た。



『えっ?』



「やっぱり知らないんだ?ゆうちゃん女子に疎そうだもんね」



『バスケの方が大事だし、で?あの子誰?』



知らない子……。



綺麗でモデルみたいだったな……。