でも、あの日からそう呼ばれることが喜びを感じた。 あの日からキミを目で追うようになった。 それは時間が経つに連れて気持ちは強くはっきりしてきた。 恋―……。 それがバスケ以外で、はじめて好きになったもの。 いつ頃だろ……。 あれは……入部して少し慣れた頃のこと。 ――……。 部活の練習中。 その日はパス練習だった。 「ゆうちゃん、パスっ!」 『おう!』 俺は飛んでくるボールに手を構えた。