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―……中2の冬。



梓への風当たりも消え去り、平穏な日常を暮らしている日々。



―……学校の帰り。



「宙うぜー!!」



平穏な日常……。



「あ?お前がバカなのが悪いんだろ」



……はないか。



今日も生き生きと口喧嘩をする幼なじみたち。



いや、これが日常かな。


落ち着くし。



「ねー真士!また宙がフったぁ!結構好みだったのに!!」



梓が俺の腕を引っ張り、俺に意見を求める。