「借り物競走は確かにお題がね…」
「宏斗の時はどんなお題だったの?」
「え。赤ちゃんを3人」
隆人の質問にさらっと答える。
「なかなかのお題だね…」
「でもね、
たまたま三つ子の赤ちゃんがいたんだ!
赤ちゃんとベビーカー借りますって
めちゃくちゃ走ったわー。
赤ちゃん大泣きで大変だったけど」
それはそれで、
かなり幸運の持ち主なんだと思った。
ただそれを聞いた春馬は顔がひきつっている。
「俺、どんなお題になるんだろう…」
「まっ!俺みたいに変なの引かなければ
なんとかなる!やってやれ!」
なぜかアゲアゲな宏斗に
春馬は背中をドンッと叩かれ
さらに顔がひきつっていた。

