「俺たちは必死だった。
茉莉を落とすことに」
「そういう俺たちの勝手な考えが
茉莉の心を傷つけてた。
自らの身体を張って、守ってくれたのに俺たちはまだ茉莉にそんなことはできていない」
「今となっては、その頃から俺らみんな
茉莉のことを譲れなくなってたくせに
今回の事件ことが起こってから
はっきり分かったんだ」
智哉、良憂ちゃん、宏斗くんが
それぞれそう伝えた。
「分かったって?」
私がそう聞き返すと、
5人は一斉に答えた。
「茉莉のこと、
本気で好きだってこと!!!」
みんなの大きな叫びに
胸が張り裂けそうなくらい
ドキドキした。

