「茉莉ぃいーー!!!」
そう叫びながら
私の足元に抱きつく智哉。
「え、智哉?なんでいるの?」
「覚えてないの?
茉莉が撃たれて、気を失ったから
病院に運ばれたんだよっ!」
あ、そうだった。
私、撃たれたんだった。
そう思っていると、
良憂ちゃんが私に近づいてきて
手を優しく握ってくれた。
「ごめんな、俺のせいで
こんな目にあわせてしまって…」
「ううん!
良憂ちゃんが無事でよかったよ!
みんなの役に立てて嬉しいし!」
少し潤った瞳で、
じっと私を見つめる良憂ちゃん。
いつもは頭を
撫でられてばかりだったので、
今日は私が良憂ちゃんの頭を撫でた。
「あ、良憂ちゃんずるーい」
「智哉はいっつもしてもらってだろー。
拗ねないのっ」
宏斗くんが、
智哉を引っ張りよしよしと
撫でている。
ほんと、かわいーなぁ。

