「ニュースです。アメリカで活躍する生物学者、大東 悟が拳銃を所持しており、昨晩その拳銃を発砲し、15歳の女子高生殺人未遂や銃刀法などの罪で警察に通報があり、逮捕されました。
拳銃の種類は──」
朝、テレビをつけると、
大東 悟のニュースがやっていた。
「俺らも、ちょっとは解放されたな」
「あぁ」
隆人が、『うっしゃー!』と叫びながら
冷蔵庫を開けて、プリンを食べ始めた。
「おまっ、それ俺のプリン!!」
「は?ここに“りゅうと”って書いてるだろ!!」
「書いてねぇー!!」
「お前ら、朝からケンカすんなよ!」
そうやってプリンを取り合っていると
良憂ちゃんが皿を洗いながら言ってきた。
「「俺のなの!!てか、ハモってんじゃねー!!」」
ーーープルルルルルップルルルルルッ
ケンカしていると、電話が鳴った。
「もしもしっ、はい、はい…
え!?本当ですか!!すぐ向かいます!!」
智哉が電話に出てくれた。
「誰から?」
宏斗くんがそう聞くと、
智哉が嬉しそうに答えた。
「病院!茉莉の意識が戻ったって!!」
「「マジで!?」」
俺たちも飛び跳ねて喜び、
すぐに病院へと向かった。

