「春馬、お前が女に執着する事が出来るなんて、思ってなかったよ」
「類、いつの間に…」
そう言うと、俺の背中をぽんっと
叩いた。
「九条先輩!話しておきましたよ!」
「ありがとっ」
比奈乃という女の子に
類は優しく微笑みかけた。
すると、手術中のランプが消え、
病院の先生が出てきた。
「意識はいつ戻るかはわかりませんが
一命はとりとめました」
「「「よかったぁーー」」」
みんな、安堵の表情を見せ、
ほっと胸をなでおろした。
「一応、時間も遅いので、
みなさんは帰っていただいて大丈夫ですよ」
横についておきたかったが、
とりあえず、俺らは家に帰ることにした。

