___そんなことを
思っている時だった。
エレベーターのランプが光り、
俺らのいる階で止まった。
中から人が降りてきたが、
視力が悪いため、顔が把握出来ない。
すると、茉莉の母親が
突然声を出した。
「お、お父さん!どうして!?」
「事情は聞いた。まだ間に合うなら、急ごう」
そう話をして、2人は急いで献血をしに
部屋に入っていった。
「どうして、茉莉のお父さんが
ここに来れたんだろ?」
「九条とか?」
智哉と宏斗くんの会話を聞いていると、またエレベーターのランプが光り、誰かが降りてきた。
「え、比奈乃ちゃんと若菜ちゃん!?
なんで!?」
良憂ちゃんが驚きながら発した名前に
かなり俺も驚いた。
「遅くなってしまってすいません。
バイク、かなり飛ばしたんですけどね」
「「「バ、バイク!?」」」
病院で大きな声を出してしまったため、
シーッと人差し指を立てる、
この2人の女の子。
「なんとか時間内に来れてよかったです」
若菜という女の子がそう言い、
2人もソファに座った。
それより____
一体どういうことなんだ…

