「「「茉莉!!」」」
家に行くと、玄関の鍵は開いていたので
そのまま上がり込み、リビングへ向かった。
みんなは、私が初めてこの家を訪れた時の様に、食事の時の自分の定位置に座っていて、一斉に私の名前を呼んだ。
「ごめん、あんなこと言ったから
自分から行く勇気がでなくて…」
「来てくれて、嬉しいよ。
今日は、茉莉に全てを打ち明けるから、
よく聞いてね」
良憂ちゃんがそう優しく言ってくれて、
ぽんっと頭を撫でてくれた。
そして、春馬が最初に話をしてくれた。
「九条から聞いたと思うけど、
俺らは大東 悟の実験台だった。
生物の成長、それがどんな環境に影響してくるのか。その実験は、成功するのかを、ずっと調べられてきた」
「それから逃げ出すために、僕らだけで住めるようにしてもらった。
そして、僕たちも、自分たちだけで
何をするかを考えた。
それがこの、恋愛ゲーム」
春馬の後に、智哉が話してくれて
その話に相槌を打ち、
静かに聞いている。
いよいよ、私の知りたかったことの
真実が聞ける。

