「は?何を聞いた?」
春馬が、鋭い目つきで問い詰める。
「そんな怖い顔するなよー。
茉莉、話して?」
智哉が優しくそう言ってくれたので、
私は話し出した。
「みんなは、何のために恋愛ゲームをしているの?」
「それは、前に言ったけど、
俺らの賭けなんだ」
「じゃあ、私を誰が落とせるかっていう、ただの遊びなんだね」
良憂ちゃんが言った言葉に対して、
冷たく言い返した。
みんなは黙って何も言わない。
“君はただ5人の勝手な実験に付き合わされただけだよ?
なのに、君結構本気にしてるし?
遊びだってことぐらいすぐわかるだろ”
先輩の言っていた事が、正しかったんだ。

