「私たちの意見と茉莉の話をまとめると、
九城先輩はわざと、5人と茉莉を引き離そうとしている。それは茉莉が危険な事に巻き込まれるから。茉莉のこと、思ってのことだってこと」
普通に考えると、
そうかもしれないとは思うけど
本当にそれだけなのかな。
「私のこと思ってるなら、5人は遊びでゲームをしてるなんて、わざわざ言うかな」
「だからそれは茉莉と王子を引き離そうと勝手に言ってて
『でももしそれが本当に遊びだったら?』」
若菜の話の途中で、私は言い返した。
だって、遊びだってことは
別に私じゃなくてもよかったんだし。
「茉莉、そうだとは決まったわけじゃないからさ、そんな怖い顔しないで」
「それに、九条先輩と大東 悟、何か関係してるのかもしれないし。
その辺は私たちが調べておくから任せて」
比奈乃と若菜にそう促され、
うん、と軽く返事をした。
そして2人と別れた後、
私は確かめるために
5人の家へと向かった。

