「大した関係でもない。小学校の時から、
勉強を競い合ってたライバル」
へぇ、ライバルかぁ。
「ライバルと呼べる友達がいたとは
知らなかった」
宏人くんのなんとも失礼な発言に
みんな頷いている。
そこ、納得してしまっていいのか!?
案の定、春馬は4人を睨みつけ、
怒りを抑え、また話し出した。
「まぁあいつ、やんちゃだけど勉強できてスポーツ万能。“お前は俺と違ってクールだな!”とか言ってきて、勝手にライバル視されただけ。高校まで同じとこ来やがって」
「やんちゃ VS クールってやつ!?
かっけー!!」
「うるせぇ、隆人」
春馬は隆人のハイテンションを受け流すと、
智哉がずっと黙っていたのに気付いて話しかけた。
「智哉、何もしゃべんねーけどどした?」
「いや、ちょっと思ったことがあってね」

