「比奈乃が食べたいって言ってたクレープも
付けといてよかったねー」
若菜が急に現れ、私の横でニヤニヤしている。
「ただのプレゼントだけじゃ、この子は満足しないからねー」
毎日のように欲しいものとか
仕入れた話はしてくるからねー…
アピール力はすごいよ、ほんと。
「でも悪いけど、掃除はあたしと交代で今日やってもらいますからね!」
「はいはい…」
こういう事にも細かいんだから…
って、サボった私が悪いんだけどねー。
「若菜、帰るぞー」
「あ、呼ばれちゃった!茉莉、比奈乃、バイバイ!」
若菜は中原君と、いい感じみたいだしね!
「あたしもそろそろ帰るね!プレゼント
ほんとにありがとう!掃除がんばってね!」
「うん!ばいばーい!」
比奈乃に手を振り返し、
黙々と掃除を始めた。

