もうすぐ期末テスト、ということで
No.1王子3人に勉強を教えてもらっている。
さすが、入学試験を1位で入っただけあって
みんな頭が良いから、こういうとき
助けてくれて本当に助かる…
「この範囲は、こうやって求めるだけだろ。
何がわかんねーの?」
「わからないものはわからないのー」
春馬は数学が得意で今、教えてもらっている。
だけど、こんな言い方しかしてこなくて…
数学なんて、無理です。
「こら、ケンカしないのー」
「優しく教えてあげないと身につくものも身につかないだろー」
私の横で、宏斗くんは読書、
良憂ちゃんは洋楽を聞いている。
このままの通り、宏斗くんは国語が得意で
良憂ちゃんは英語が得意。
「じゃあお前らが教えろよ」
「「数学できませーん」」
「なら、黙って聞いてろ」
はぁ…
こんなので大丈夫なのかな…