ガラス張りで店内が外から見える。
クラシック音楽が流れ、
とても落ち着ける空間である。
「すごい素敵だねっ」
「だろー?内緒だぞっ」
こうやって2人きりで話すことも
あんまりないからすごく新鮮。
「宏斗くんって、こういう落ち着いたお店が好きなんだね」
「あー、まぁ家ではあいつらがうるさいからね。こういう落ち着いたところ好き」
「大人だねー」
そんな会話をして笑い合っていた。
しかし突然、宏斗くんが
真剣な顔で話し出した。
「最近さ、妙なことない?」
「え?」
「例えば、ちょっとした周りの変化とか」
なんでそんなこと思うんだろう。

