あたしから視線を先生に移したシュンくんは、スラスラと内容を述べる。


「最近、補習が大変そうで部活にも来てないので、平井さんの分の予定表持ってきたんです」


プリントを先生に渡す姿は、朝日の白い光に包まれて淡く光っており、実にお美しい姿でございました<(_ _)>


ほんと、手の届かない遠い存在みたい。


先生も、シュンくんを褒めまくるばかり。


「もしかして今、休憩中だったりしますか?」


体は先生に向けたまま、視線がこっちを向いた。